プロヴァンス=アルプ・コート=ダジュール地方
アルプ・マリティーム県 Mougins(ムージャン)
こんにちは!木蓮です。
やっと10月4日に開かれた神戸での出版記念パーティーの余韻も抜け、通常モードに切り替わりました(*^▽^*)
風邪もすっかり治り、あとはバカンス気分。
そう思いつつも、やることはまだまだ山積みで、パーティーに来ていただいた方のお礼状も少しお時間いただきますが、ゆっくりお待ちくださいませ。
また、出版記念プレゼント企画でご当選された皆さんに、ポストカードのプレゼントも完了しました。もしも届いていない方がいらっしゃったら、ご連絡くださいね!
それにしても……。
フランスと日本の時間の流れるスピードの違いに戸惑う毎日。
東京のパーティーの際、質問されたのですが、「久しぶりの日本で困ったこと」。
一番最初のつまずきは、入国審査で日本語が出てこなかったこと(笑)思わず、顔をしかめてしまいました。
次に困ったのは、東京に行った時。
エスカレーターの立ち位置が『左側』とはわかっていましたが、やっぱり何度も間違えました。フランスも関西と同じく『右側』なので、違和感がなかったんですよね。
そして、『歩くスピードの速さ』。
もう、これには全くついていけず、目の前をすごい勢いで通り過ぎていく日本の皆さんをただただ目で追いかけてしまうだけ。
他の方の迷惑にならないように歩くのに必死なんです!(笑)
フランスに住んでいても、日々の流れの速さを感じていましたが、日本にいるとその倍のスピードで過ぎ去っていきます。
そして、どんどん変わっていくシステム。切符を買うのも戸惑います。もちろん、PiTaPaやICOCAを使えばいいのですが、いろいろ手続きが面倒で。
その反面、ありがたいのは親孝行できること。
やっぱり、親の傍にいられるのは安心です。こればかりは、フランスに住んでいると、何もしてあげられないですからね。
さて、そんなこんなで、多くの方をお待たせしているだろうと思い、今日から新しい村のご紹介をしましょう。
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ここは、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュールにある「美食の街」として有名なムージャン(Mougins)。(ムジャンとも記します)
ここを訪れたのは、今年の6月末頃ですが、街中では「Les Etoiles de Mougins(レ・ゼトワール・ドゥ・ムージャン)」という美食の祭典が行われていました。
このお祭りは、ムジャンにある『Le Moulin de Mougins(ル・ムーラン・ドゥ・ムージャン)』の初代シェフであったロジェ・ヴェルジェ氏を称えるために、2006年から行われています。
彼は南仏の地元料理を高級フランス料理に変え、1974年にミシュランの三ツ星を取り、名シェフとしてその名を轟かせました。ちなみに、ここル・ムーラン・ドゥ・ムージャンは、あの有名なアラン・デュカスやジャック・マキシムも働いていたとされる名店中の名店でもあります。
毎年、現在最も活躍しているシェフを呼び、その功績を称えたり、有名シェフたちによる講習会も開かれています。
その他にも、コンクール会場では、その道のプロであり35歳以下の技術コンクールが行われていて、「ソムリエ」や「パティシエ」など4部門の技術を競っていました。
フランス全土からの特産品や世界各国からの様々な食材のブースも出ていて、とにかく「食」に関わる人たちには、一度は行ってみたくなる祭典だと思います。
街中ではコンサートも開かれ、様々な趣向が凝らされていましたよ〜。
女性の方だけでなく、男性の方にも楽しめるこの美食の祭典。
来年はまだ6月というだけで、日付が発表されていませんが、この時期に南仏をご旅行される食いしん坊の方。
ぜひ、ムージャンを訪れてみてくださいね!
お祭りに興味のある方は、こちらのサイトをご覧ください⇒
それでは、また次回!
神戸の出版記念パーティーも装飾が素晴らしかったので、またぜひご紹介させてくださいね?
8月3日に本が出版されました!
ぜひ読んでくださいね。